2008年05月15日

今、守るべきもの 〜観光地の品格〜

????????行き過ぎる車の
  ヘッドライトが
  ひとりぼっちの影をつくる
  あなたの白い車
  さがしかけて
  ふと 瞳を ふせる

  レイニーブルー
  もう 終わったはずなのに
  レイニーブルー
  何時まで 追いかけるの
  あなたの幻 消すように
  私も今日は そっと雨




今日の1曲は、徳永英明「レイニーブルー
(詞:大木誠・曲:徳永英明)でした。
YouTubeはこちらからどうぞ。
徳永さんの曲は、中島美嘉さんの「雪の華」のカバーや
前回の一青窈さんとのデュエットではご紹介していましたが、
オリジナルでようやくのご登場となりました。
徳永さんが持つ声や雰囲気には、
こういった曲が最高だと思います。
せつない曲なんだけど...

YouTubeでこの曲を探したら、
徳永さんがいろいろなアーティストと
デュエットしている動画がありました。
リンクしておきますのでお好みのアーティストでどうぞ。
徳永英明×大橋卓弥
徳永英明×Salyu
徳永英明×伴都美子
徳永英明×中森明菜

余談を一つ。今日は5月15日。
ということは、五・一五事件が起きた日です。
僕は、この事件については詳しく勉強していません。
ですので、どうとも評価できません。
歴史がどう評価しているのかについても、明るくありません。
事件の概要についてはこちらをご参考に。あくまで参考のみで。

さて、今回の「今、守るべきもの」は
「観光地の品格」と題しました。

日頃生活をしている中で、また何気ない行動でも、
「こんなことをしたら恥ずかしい」
「こんなことをしたら人様にご迷惑をおかけする」
という感覚を失ってしまっているのではないか、
と思わざるを得ない方を見ることが何と多いことか。

何とも偉そうに書きましたが、
もちろん自分自身の行動でも、
そうした「恥ずかしい」行動が数多く思い当たります。
特に僕は酔っ払うと、下品な人間にもなりますから。
(普段はなるべく上品でいようと、頑張っています!)
ですから、今回のエントリーは
自戒も込めて書きたいと思います。

4月の桜の季節頃から、
僕たちの会津も本格的な観光シーズンが始まりました。
桜の頃や先日のゴールデンウィークには、
たくさんの観光客の皆様が会津を訪れてくださいました。
僕たちの会津は、歴史に立脚した全国有数の観光の街です。
観光は、会津の産業の中心の一つです。
早い話が、僕たちは、それで飯が喰っていけるわけです。
だから、毎年多くのお客様に会津観光にお越しいただきたい。
でも、ちょっと気になることがありませんか?

「旅の恥はかき捨て」といったもので、
やはり観光客というものは開放的な気分になって、
やや羽目を外した行動もあるでしょう。
僕自身もそうしたことは過去にもかなりありますし、
今では、会津にいらっしゃった方々にもそんな光景を
見かけます。
「旅の恥はかき捨て」とは、
本当は「旅の恥はかき捨てるな!」だとも言われますから、
開放的な気分の中にも節度を守るように心がけたいものです。

僕は、七日町通りの近くに住んでいるものですから、
観光シーズンには、七日町通り周辺を散策される観光客を
たくさん見かけます。
やや羽目を外し気味の行動の方々も見かけます。
「ちょっとは恥ずかしくないのかな?」と思うことも
よくありました。

以前のエントリーで、
3月に<あしすと>の事業で鎌倉に行ってきたことを
書きました。
その時に鎌倉を散策していて驚いたことがありました。
何それ?と思われるような小さいことかもしれませんが、
僕にとっては、実は生命にも関わる大きなことだったんです。
その驚いたことというのは、鎌倉では
「自転車の逆走がほとんどいなかったこと」です。

歩道 l
自転車 l
 ↓  l
 ↓  l
  →→→
     ↓
    →???????i?????j
 ↑  l ↑ ↑
 ↑  l ↑ ↑
歩行者 lぼく自動車

僕は、こういう危険な状況に陥れられそうになったことが
何度かあります。
自転車の逆走は大変危険なんです。
普通に平気な顔で誰もが逆走している状況が、
僕はとても恐ろしいです。

そんな自転車の逆走が鎌倉ではほとんど見られなかった。
逆走していたのを見たのは、
レンタルサイクルに乗った観光客のごくわずかくらい。
だから散策している観光客も、レンタルサイクルに乗る観光客も
鎌倉の街を楽しんで廻れるんだと思います。

「旅の恥はかき捨てるな!」と思っている
きちんとした観光客の方々をお迎えすることは、
お迎えする側の街や住人の品格によるのではないかと、
このことをきっかけに、僕は考えるようになってきました。

「会津の魅力は繁栄や喧噪でなく、
 歴史と伝統からくる落着きである。」
「国家の品格」で有名な藤原正彦先生は、
「この国のけじめ」(文藝春秋)の中で
こう書いてくださっています。

会津のような観光地は、
そこの住人だけでなく、観光客の皆さんも一緒になって
街が作り上げられていくのだと思います。
でも観光客の振る舞いというのは、
実は、普段の僕たちの振る舞いを
映し出しているのではないでしょうか。

会津を訪れてくださる多くの観光客の皆さんに、
「良い旅」を楽しんでいただくには、
観光地としてのここ会津の街の品格、
そしてそこに住む僕たちの品格が
何より重要なんだろうと、僕は今思っています。

追記
今日のエントリーからは離れますが、
書かずにはいられなかったので書きます。
先日、かの地が大地震に見舞われました。
この大地震の犠牲となった方々には、
謹んで哀悼の意を捧げたいと思います。
そして、一日も早い復興を
遠く日出づる処からお祈り申し上げます。

さて、大地震の発生は5月12日でした。
かの地で開催される五輪の開会式は8月8日。
もう3ヶ月もありません。2ヶ月半ほどです。

こんな状況でも、
世界の人々は五輪を開催するつもりなのでしょうか。

僕は、もう中止にすべきだと思います。
五輪スポンサー企業は、そんな金があるんだったら、
宣伝しながらでもいいから、
家もない、食べるものもない、着替える服もない、
そして親もいなくなってしまった、
しかも、かの政府は人命なんかは二の次、三の次、
そんな苦しみの中にいる子供たちのためにお金を使ってほしい。

たとえ自分の考えと相容れない独裁王朝でも、
生まれた場所がどんなところであっても、
やっぱり子供は世界の宝じゃないですか?
かの地の悲しみに暮れた子供たちの顔を見た僕たちは、
わずか2ヶ月半後に、
勝っただ負けただ、金メダルだの銀メダルだの銅メダルだのと
騒いでいられますか?

僕は、もう無理です。

早く中止を決断し、
その資金を子供たちを救うために使うべきじゃないですか?
1年延期して来年にしたっていいじゃない。
だって、すぐそこで子供たちが大勢死んでるんだよ!
かの地の子供たちは、今は泣くことしかできないんだよ!

世界の人たちが五輪中止を決断しても、
もしくは延期を決断しても、
オリンピアの女神たちは決して怒ったりはしないはず。
オリンピアの女神たちは、
そんな決断をした僕たちが守るべき子供たちを
きっと救ってくれるはず。

生命は一刻を争う。迷っている暇なんかもうない。

スポーツの祭典と子供たちの生命。
大切なのはどちらですか?
スポーツの祭典と政治は関係ない、
なんていう戯言を平気で言っていた方々は、
これでもスポーツの祭典をやれと言うのか?
スポーツの祭典と子供たちの生命は関係ないですか?

ただでさえ、自由のない、そして人類の常識とは縁遠い地域の
独裁王朝の民として生を受けてしまった子供たち。
彼らを救えるのは、自由と民主主義を理解している僕たちと
同じ価値観を備えた人たちしかいません。

一つ気になっているのが、
「チベット」の被害状況が聞こえてこないことです。
僕は、このことも大変気がかりです。
何かが「チベット」で起きているのかもしれません。
僕たちは、災害と同様に「チベット」のことも忘れてはいけません。

何よりも今はまず子供たちを救おう。
すべては未来ある子供たちのために。
posted by ciclista at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ciclistaの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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